パニック障害・過換気症候群・うつ

多くの人からは
『こころ』の病気と認知されている
パニック障害。

症状は自律神経失調症と似ているので
誤診されることもあるのでご注意を
なんて言葉も聞きますが

『こころ』は
東洋医学では『気』に分類されています。

そして
自律神経も『気』に分類されています。

つまり

こころと自律神経はリンクしているという事。

自律神経が乱れればこころのストレスになりますし
こころが乱れると自律神経のストレスになります。

自律神経は
✅活動や興奮時に働く交感神経
✅リラックスや回復時に働く副交感神経
のふたつの神経の総称をいいます。

自律神経はこの二つの神経が
要所に合わせて優位性を切り替えながら働きますが

✅交感神経が働きやすい人
✅副交感神経が働きやすい人

と体質が分かれ

リラックス・回復を司る
副交感神経が優位に働くタイプの方は
体質的にストレスに弱い傾向があるため

性格的にストレスに強いと感じている方でも
副交感神経優位タイプの方は
自分では自覚していない所で受けたストレスで
自律神経が乱れる事によって
パニック障害の症状が起こる事があるのです。



 

パニック障害は
『副交感神経優位タイプ』の方が
起こしやすい疾患です。

ストレスがかかると自律神経は
交感神経に振り切れますが
交感神経タイプの人が更に交感神経に振り切るよりも
副交感神経タイプの人が過度に交感神経に振り切る方が
自律神経のブレの差が激しくて
負荷が強くなってしまうのが要因です。

身体には自己回復力があり
自律神経も自己回復力がありますので
多少乱れても正常に戻そうと都度働きますが
自己回復力ではカバー出来なくなった際に
『自律神経が乱れているから治してー』
と身体から発せられるサインが
軽い不安感や疲れやすいなどの
まだ『未病』と呼ばれるもので、
その先にあるのが人によっては
パニック障害だという事なのです。

パニック障害を起こすくらい
自律神経が乱れてしまった身体は
一度しっかり根本を整え治す事で
お悩みの解決・症状を繰り返さない身体作り
を目指していく事ができます。

辛い症状を我慢している方は
ぜひ根本治療も検討してみてください✿